よくある質問
Q1.銘板について教えてください。
「JIS Z 8304 銘板の設計基準」では、「銘板とは、金属、プラスチック又は紙を素材とし、必要な事項を容易に消えない方法で表示したもの」と定義されています。一般的には、名板や銘鈑、ネームプレートなども同義語として使用されています。
Q2.各銘板の特徴を教えてください。
弊社の主要製品には、彫刻銘板・金属銘板・シール・ステッカーがあります。以下、主な製作方法の特徴や、対応可能な素材をまとめた表をご参照ください。
機械彫刻 | レーザー彫刻 | ||
長所 | 製版の必要がなく、小ロットから製作可能 様々な素材に彫刻可能 |
製版の必要がなく、小ロットから製作可能 様々なフォントを使用可能 |
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短所 | ・基本的に丸ゴシックのみ | 彫刻できる素材が限られる 基本的に表彫りのみ |
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素材 | アクリル・塩ビ・真鍮・アルミ・木材等 | アクリル・革製品・木材等 | |
エッチング | アルマイト | メタルフォト | |
長所 | ・様々な金属素材に対応 ・耐候性に優れる |
小さい文字や細いラインも鮮明に表現可能 | 熱・水・酸に強く、20年以上の屋外使用に耐える |
短所 | ・有害な有機溶剤、化学薬剤を使用 | 版は1色につき1版必要 耐候性が弱い(屋内使用が好ましい) |
使用色は黒色のみ |
素材 | ステンレス、真鍮、銅、アルミ | アルミ | アルミ |
スクリーン印刷 | シール印刷 | インクジェット印刷 | |
長所 | ・様々な素材に印刷可能 ・耐候性に優れる |
・コストが安い(量産の場合) | 製版の必要がなく、小ロットから製作可能 フルカラー銘板を製作可能 |
短所 | ・色数が増えると、版の数、工程数が増える | ・耐候性が弱い(屋内使用が好ましい) | ・量産には不向き |
素材 | アクリル板、塩ビ板、マグネットシート、各種シート、金属板等 | アート紙、上質紙、塩ビ、合成紙、ホイル紙、PET等 | 塩ビ、合成紙、PET等 |
Q3.製品の納期について教えてください。
弊社は、お客様からの注文に対し、全て受注生産 で対応しております。また、製作方法、後工程、発注数によって納期も異なってきます。以下、 納期の目安をご参照ください。
彫刻銘板 | 金属銘板 | シール・ステッカー |
3日〜2週間 | 3日〜3週間 | 3日〜2週間 |
プラスチック加工 | 切文字・ステンシル | ホワイトボード |
3日〜2週間 | 3日〜1週間 | 1週間〜2週間 |
Q4.データ入稿について教えてください。
ご入稿の際に必要なデータについて
*IllstratorまたはIllstrator epsにて保存して下さい。
*写真データを配置している場合は一緒にお送り下さい。
写真データはIllstratorデータと同じフォルダに保存していただきますようお願い致します。
*仕上がり見本を添付して下さい。
仕上がり見本はPDF形式に書き出したものを出力データと一緒にご入稿していただきますようお願い致します。
*Illstrator以外では作成されたデータでのご入稿について。
excel・word・powerpointなどで、作成されたデータに関しましては、お見積りやご注文の際にご相談下さい。
仕上がりサイズについて
*データは原寸サイズにて作成して下さい。
大きすぎる場合は比率を合わせ縮小していただいても構いませんが、その際には原寸サイズ、縮尺の記入をお願い致します。
フォントについて
*フォントにはすべてアウトライン化して下さい。
「書式」→「アウトラインを作成」よりアウトライン化していただきますようお願い致します。
ファイル名について
*機種依存文字や「¥」「;」「.」「*」「/」「?」などはファイル名には使用せず拡張子は必ずつけていただきますようお願い致します。
写真データについて
*写真データは配置してください。または埋め込みの設定にして下さい。
画像を配置した場合は写真データも一緒にご入稿下さい。
配置する写真データはPhotoshop eps形式にて保存していただきますようお願い致します。
*写真データを適切な解像度に設定して下さい。
画像の解像度は出力原寸サイズに対して大きいものなら72dpi~150dpi、小さいものなら150dpi~300dpiを推奨しています。
近くで見るものほど解像度が高くないと画像が粗く見えてしまいます。
悩んだ場合は部分的に原寸サイズでプリントアウトしてみて下さい。それが製作時の見え方になります。
カラーモードについて
*カラーモードは「CMYK」に設定し、特色は使用しないで下さい。
RGB、特色は印刷のエラー原因となりますのでご注意下さい。
*オーバープリントを設定しないで下さい。
オーバープリントの設定をすると下地の色と上にのった文字や図形の色が重ね合わされてプリントされます。
その際、白の部分が抜け落ちてしまう場合や色が掛け合わされてしまう場合がございますので、
オーバープリント設定されているオブジェクトが残らないよう注意下さい。
線幅について
*線0ptの設定や塗りのみの設定の線は使用しないで下さい。
出力されない場合があります。
透明効果について
*ドロップシャドウやぼかしなど透明効果が低解像度になっていないかご注意下さい。
画像が荒い場合は「ドキュメントのラスタライズ効果設定」にて解像度を「高解像度(300dpi)」に設定していただきますようお願い致します。
*データを1/2、1/10等の縮小サイズで作成された場合、ドロップシャドウやぼかしの透明効果のイメージが実際の出力物と異なる場合がございます。
透明効果を使用している場合、事前にお知らせ下さい。