シール・ステッカー
[シール]
シールは、ロール状になったタック紙(粘着紙)に印刷し、型抜き加工をしたあと不要なカスをめくりあげて製作します。シール印刷は、他の製作方式と比べ、ラミネート加工や外形抜き加工仕上げが一工程で行えるといった特性をもっています。そのため、コスト的にも安価に抑えることができる場合が多く、シールの製法としてもっともよく用いられています。
■使用材料: アート紙、上質紙、塩化ビニール、合成紙、ホイル紙、ポリエステルなど
[ステッカー]
ステッカーは、使用環境や使用期間、製作数量などにより素材や製法が異なり、その選択には十分な検討が必要となります。
屋外使用可能なステッカーは、基本的に100枚以下のロットであれば溶材系インクジェット印刷、100枚以上であればスクリーン印刷で対応します。
■インクジェット印刷
版が不要なため、少量のステッカーの製作に適しております。
また、色数が多い印刷や写真やグラデーションを使ったフルカラー印刷に最適です。
■スクリーン印刷
編み目状になった版を用い、印刷される部分以外をマスキングし、その上にインクをのせてスキージで表面をこすり、スクリーンの編み目からインクを押し出すことによって刷る方法です。
水と空気以外に印刷することが出来ると言われるほど、あらゆる素材に印刷することができます。
シルクスクリーン印刷の特性上細すぎるライン、文字等は出ない場合もございます。
基本的に色数が増えるとその分、版の数、工程数が増え、少量、多色の場合価格が高くなります。